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おにき誠ブログ

米共和党シンクタンク会長と会談

2月29日

アメリカ共和党のシンクタンクである #ヘリテージ財団 御一行が来日され、副大臣室を表敬訪問されました。ケビン•ロバーツ会長ほか錚々たる顔ぶれで、ビクトリア•コーツ副会長は前トランプ政権で国家安全保障問題担当次席大統領補佐官を務めた方でもあります。会談では、ルールに基づく国際秩序と #自由で開かれたインド太平洋 を実現していくため、日米の連携をさらに深めていくことを共有しました。

私も2012年の #IVLPプログラム においてヘリテージ財団を訪問しており、日米安全保障の大事な節目で再会できることを感慨深く思いました。

お別れの挨拶では「See you Washington!(ワシントンでまた会いましょう!)」と手を振って見送りました。こんな一つ一つの出会いの積み重ねが、将来大きな財産になると感じています。

岩国にてUS-2搭乗

2月26日

海上自衛隊 #岩国航空基地 を訪問し、日本が世界に誇る飛行艇 US-2に搭乗しました。

US-2は #新明和工業 が作った国産飛行艇です。陸からのみならず、海からも離発着できるのが特長です。航続距離は4,500km、海での遭難に対し飛行機の速さでかけつけ、高さ3mの波高まで海に降り立って救助することができます。ジャーナリストの辛坊治郎さんを救助した飛行艇と言ったほうが有名かもしれません。

そんなUS-2の搭乗、まず地上からの離陸が早くて驚きました。救難者に見立てたダミーを上空から投下し、これを救助に向かいます。この日は西高東低冬型の気圧配置で波も立っていましたが、スムーズに着水。艇の底部を開けてゴムボートで救出に向かいました(もちろん私もゴムボートに乗って海に出ました!)。

救助後は水上から発進!海から空に飛び立ち、岩国基地への帰還は陸から揚がることになりました。基地手前の海に着水し、海からスロープ(すべり)を揚がって上陸しました。

世界も刮目するUS-2ですが、限られた国内需要では採算も苦しく、事業の持続可能性は輸出の可否にかかっているようにも見えます。国民の命を救う場面で活躍する機材の貴重さは、能登半島地震でも痛感したばかりです。防衛産業を持続可能なものにせねばなりません。

早春のつどい

2月18日

新型コロナウイルス流行による中断を挟み、4年ぶりに早春のつどいを開催しました。

前半は私から「自衛隊を動かす責任〜防衛副大臣 鬼木誠の能登半島地震1ヶ月」というテーマで講演しました。

続いて後半。裏金問題で政治不信が進む中、私の当選同期である #小林鷹之衆議院議員 (前経済安全保障担当大臣)を招き、自民党の立て直しや政治のこれからについて対談しました。

最後に2人がフリップに決意をしたためる場面、小林鷹之議員は後漢書から「有志竟成」、私はフランスの哲学者アランの言葉を引き「意志ある楽観」と書きました。偶然にも「志」と「有(る)」という語が共通しました。困難な時代を強い意志で切り拓く覚悟が伝わったのではないかと感じています。

IVLP70周年、記念同窓会

2月16日

#IVLP の70周年を記念する同窓会が、東京のアメリカ公使公邸で開催されました。

IVLPとは、international visitors leadership programの略で、アメリカのことを深く理解してもらうためにアメリカ国務省が外国人を招聘するプログラムです。私も2012年、福岡県議の頃に「日米同盟の強化と沖縄の基地問題」というテーマで3週間アメリカ各地を訪問しました。

ワシントンでは #ペンタゴン やシンクタンク、フロリダでは海軍の航空基地、ネブラスカでは空軍基地や戦略軍司令部( #STRATCOM )、サンディエゴの海軍基地、ハワイの #インド太平洋司令部 などを視察しました。同行したメンバーは20〜30代、九州/沖縄の政治/行政/メディア関係者や松下政経塾生でした。

このプログラムを終えて12年、沖縄の地方議員が首長になったり、政経塾生が基地のある市の市長になったり、無名だった私達が日本防衛の枢要な位置にいることに感慨を覚えています。中でも一番の驚きは、私が日本の防衛副大臣になっていることです。本人ですら思いもしなかったこの未来を、アメリカはどう予測したのでしょうか?

日本の同窓生を代表して70周年の祝辞を述べました。同窓会ではここ数年のプログラム参加者とも交流できました。私をこのプログラムに誘ってくれた国務省マークディーカーさん(当時福岡領事館)や、レイモンドグリーン公使に御礼を申し上げました。