週刊おにき誠(1月27日発行)
今週の『週刊おにき誠』では、「自衛隊ソロモン諸島派遣」「副大臣室への来訪者」についてまとめております。
今週の『週刊おにき誠』では、「自衛隊ソロモン諸島派遣」「副大臣室への来訪者」についてまとめております。
今週の『週刊おにき誠』では、「東京は初雪」「叙勲伝達式」についてまとめております。
1月13日
震災対応のため上京しています。ワイドショーやネット情報では、誤った情報もたくさん見受けられます。こんな危機の時ほど情報の真偽を見極め、感情をコントロールしなければなりません。日本の情報リテラシーが問われる場面です。
副大臣の発言は個人的なものでも政府の発言と取られるので、どうしても抑制的になってしまいます。しかし誤った認識や思い込みで発信された誤情報が世論を形成していくのを見過ごす訳にもいきません。できるだけファクトベースで事実を発信していきたいと思います。
台湾では激しい情報戦の末、民進党の頼清徳氏が総統選に当選しました。台湾で起こることは日本にも起こりうると思って備える必要があります。あらためて日本は情報リテラシーを高める必要があります。
東京では初雪が降りました。被災地も悪天候が続いています。防衛省が借り上げた大型フェリーや2次避難所となった旅館・ホテルなど、一刻も早く安全で環境の良いところへ被災者の移動を進めたいと思います。
今週の『週刊おにき誠』では、「幹部会議からの防衛大臣会見」「統合任務部隊とは?」についてまとめております。
自衛隊は1月2日に #統合任務部隊 (以下JTF =ジョイントタスクフォース)を立ち上げました。#JTF とは、陸海空それぞれ別組織になっている部隊を一元的に統合運用するための司令部です。今回は陸上自衛隊中部方面総監が司令官となり、全体を指揮します。
震源地である能登半島北部は山がちで、海岸線沿いの幹線道路は土砂崩れで交通遮断されてしまいました。陸海空それぞれが協力しあって孤立集落への救命救助に向かっています。
港が壊れて船が着岸できないため、輸送艦からホバークラフトを出して砂浜に上陸します。ホバークラフトからブルドーザーが降りて道を切り拓きます。また輸送艦から飛び立ったヘリコプターが物資を空輸します。ヘリが着陸できる場所は限られているため、孤立集落に向けて陸自の隊員が水・食料・灯油を背負って崖っぷちを歩いて届けます。陸海空統合運用が見事に発揮されている様子は、海外からも驚きと賞賛の評価を受けています。