おにき誠新聞21号 ~国民の命と暮らしを守る~
おにき誠新聞21号では「 国民の命と暮らしを守る」ための日本の課題とおにき誠の取り組みの紹介、地元福岡での活動の報告などをまとめています、ぜひご覧ください!
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1月7日
官邸での #非常災害対策本部会議 を前に、防衛大臣室にて防衛省・自衛隊の幹部会議が開かれ #自衛隊統合任務部隊#JTF (joint task force)からの報告を受けました。
被災地では行方不明者の捜索に加え、温かい食事の提供や入浴支援も開始しました。
また被災地は通信が途絶した回線もあるため、ホバークラフト(#LCAC#エルキャック )を使用して復旧作業員や車両を輸送しました。
自衛隊の医官や看護官を被災地派遣し、医療支援活動も始まりました。
飲み水も生活用水も事欠いていましたが、輪島浄水場の水生成能力が50%復旧したとの報告もありました。
一歩一歩…などと悠長なことは言ってられない時ですが、ほんとに現場は一歩一歩なのです。天候も悪くなる中、現場は懸命にやっています。(職務上は身内の)私が言うべきことではないのかもしれませんが、感謝しかありません。
今週の『週刊おにき誠』では、「唐人町商店街 年末ご挨拶」「穏やかな元旦に…」「急遽上京」「非常災害対策本部会議」についてまとめております。
1月4日
能登半島地震の発災から72時間が迫ろうとしています。官邸では第3回 #非常災害対策本部会議 が開かれ、各省庁の取り組みや被災地の現状が共有されました。ここが正念場だということで、自衛隊は災害対応の自衛隊員を初日の倍の倍、4,600人まで増強します。
また1個連隊規模(約800人)の人員を投入し、避難所ごとのニーズを聞き取る役目を担います。災害時は自治体自身が被災者なので、役所の機能が停止してしまうことも珍しくないからです。
石川県北部では道路が寸断され、港の岸壁も壊れ、断水も続いています。救援しようにも道がつながらなければなりません。#輸送艦おおすみ に載せたホバークラフト#LCAC #エルキャック の第一陣が砂浜に上陸し、道路啓開に必要なトラックやブルドーザーを届けることができました。人員捜索犬も独居老人一名を発見・救出しました。給水・給食も各地で進めています。
人命救助と生活支援、3日間の初動に全力で取り組んでいます。
1月3日
1月1日に発生した #能登半島地震 、私のところにもたくさんの対応依頼が届いていることもあり、急遽上京しました。2日の羽田空港事故もあり、東京着は大幅に遅れました。
道路が塞がってしまって救助に行くことも食糧を運ぶこともできないという相談が多く寄せられました。東日本大震災では #くしの歯作戦 といって国交省が道路啓開のオペレーションを実行しました。自衛隊は自衛隊にしかできないことをやります。
#輸送艦おおすみ は、港が壊れていてもホバークラフト(#LCAC#エルキャック)を使って砂浜から重機を揚陸することができます。また道路不通箇所にヘリコプター( #CH47 など)で駆けつけます。
防衛予算は何に使うのかわからない!とよく言われますが、すべては #国民の命と暮らしを守る ために使われています。機材の開発・購入、それを動かすための日々の訓練、有事になってはじめてその価値が身に染みるのです。
1月1日
大晦日深夜からの雨も上がり、穏やかな元旦を迎えました。
5時からの #朝起き会 元朝式では、新年のご挨拶をさせていただきました。
8時半からの #御子神社 歳旦祭、10時からの #平尾八幡宮 歳旦祭に参加し、#高宮八幡宮 、#護国神社 へと向かいました。例年になく温かい元旦で、激励のお言葉をたくさんいただきました。
年始のご挨拶で亡き恩師の御自宅に伺ったところ、突然アラート音が響き、地震速報が入りました。津波や家屋倒壊の映像を見て「これは大変なことだ!」と、すぐに東京に戻れるよう備えることとしました。
自衛隊も即応していますし、今後余震もあり得ます。私もいつでも動けるように緊張感をもって対応したいと思います。