週刊おにき誠(1月13日発行)
今週の『週刊おにき誠』では、「幹部会議からの防衛大臣会見」「統合任務部隊とは?」についてまとめております。
今週の『週刊おにき誠』では、「幹部会議からの防衛大臣会見」「統合任務部隊とは?」についてまとめております。
自衛隊は1月2日に #統合任務部隊 (以下JTF =ジョイントタスクフォース)を立ち上げました。#JTF とは、陸海空それぞれ別組織になっている部隊を一元的に統合運用するための司令部です。今回は陸上自衛隊中部方面総監が司令官となり、全体を指揮します。
震源地である能登半島北部は山がちで、海岸線沿いの幹線道路は土砂崩れで交通遮断されてしまいました。陸海空それぞれが協力しあって孤立集落への救命救助に向かっています。
港が壊れて船が着岸できないため、輸送艦からホバークラフトを出して砂浜に上陸します。ホバークラフトからブルドーザーが降りて道を切り拓きます。また輸送艦から飛び立ったヘリコプターが物資を空輸します。ヘリが着陸できる場所は限られているため、孤立集落に向けて陸自の隊員が水・食料・灯油を背負って崖っぷちを歩いて届けます。陸海空統合運用が見事に発揮されている様子は、海外からも驚きと賞賛の評価を受けています。
おにき誠新聞21号では「 国民の命と暮らしを守る」ための日本の課題とおにき誠の取り組みの紹介、地元福岡での活動の報告などをまとめています、ぜひご覧ください!
1月7日
官邸での #非常災害対策本部会議 を前に、防衛大臣室にて防衛省・自衛隊の幹部会議が開かれ #自衛隊統合任務部隊#JTF (joint task force)からの報告を受けました。
被災地では行方不明者の捜索に加え、温かい食事の提供や入浴支援も開始しました。
また被災地は通信が途絶した回線もあるため、ホバークラフト(#LCAC#エルキャック )を使用して復旧作業員や車両を輸送しました。
自衛隊の医官や看護官を被災地派遣し、医療支援活動も始まりました。
飲み水も生活用水も事欠いていましたが、輪島浄水場の水生成能力が50%復旧したとの報告もありました。
一歩一歩…などと悠長なことは言ってられない時ですが、ほんとに現場は一歩一歩なのです。天候も悪くなる中、現場は懸命にやっています。(職務上は身内の)私が言うべきことではないのかもしれませんが、感謝しかありません。
今週の『週刊おにき誠』では、「唐人町商店街 年末ご挨拶」「穏やかな元旦に…」「急遽上京」「非常災害対策本部会議」についてまとめております。
1月4日
能登半島地震の発災から72時間が迫ろうとしています。官邸では第3回 #非常災害対策本部会議 が開かれ、各省庁の取り組みや被災地の現状が共有されました。ここが正念場だということで、自衛隊は災害対応の自衛隊員を初日の倍の倍、4,600人まで増強します。
また1個連隊規模(約800人)の人員を投入し、避難所ごとのニーズを聞き取る役目を担います。災害時は自治体自身が被災者なので、役所の機能が停止してしまうことも珍しくないからです。
石川県北部では道路が寸断され、港の岸壁も壊れ、断水も続いています。救援しようにも道がつながらなければなりません。#輸送艦おおすみ に載せたホバークラフト#LCAC #エルキャック の第一陣が砂浜に上陸し、道路啓開に必要なトラックやブルドーザーを届けることができました。人員捜索犬も独居老人一名を発見・救出しました。給水・給食も各地で進めています。
人命救助と生活支援、3日間の初動に全力で取り組んでいます。