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おにき誠ブログ

IMFと世界銀行を訪問

高校の一級後輩の端本くんが、財務省からIMFに出向してワシントンにいます。
私はかねてから、IMFが時折発信する世界の通貨・財政に対するメッセージに興味を持っていました。

ぜひ後輩が頑張っているところを激励したいとIMFを訪問しました。また、世界銀行OBの木村さんのサポートもいただき、世界銀行も訪問することになりました。私の出身銀行の久保田会長からも「IMFと世界銀行には私の後輩がいるから会うといい。2人とも日本の代表理事をしているよ。」と、ご紹介いただきました。IMFの田中理事、世界銀行の吉田理事から国際舞台における日本のプレゼンスについてお話を伺うことができました。

お昼は「ロビー活動」という言葉の発祥地と言われているウィラードホテルに行きました。歴代大統領や著名人の肖像が飾ってあるレストラン Occidental で、後輩の端本くん、財務省の原田・城田ご夫妻と懇談しました。財政や金融は目に見える視察物はありませんが、人とのつながりや確かな知見を深めることが大切だとあらためて実感しました。

9.11〜アメリカ最後の夜

午後から連邦議会へ。今日はカリフォルニア州サンタバーバラ選出のサルード・カルバハル下院議員 とお会いしました。昨日のミラー議員が白人率93%の地域選出の共和党議員だったのに対し、今日のカルバハル議員はヒスパニック系の民主党議員。対照的な2人でしたが、どちらもたいへん親日的で親切に対応していただきました。

最近できたというMGMナショナルハーバーホテルにチェックイン。このホテルはいわゆるIR(統合型リゾート)、カジノを併設しています。夜ホテルに戻ってから、小一時間カジノに行ってみました。

夕方から大使館の中村公使ご夫妻とフジテレビ藤田支局長と会食。中村公使は議会担当で、日韓問題に対する日本の立場をアメリカの国会議員に理解してもらう活動に全身全霊で取り組んでおられます。公使の奥様が麻生渡前福岡県知事のご令嬢というご縁もあり、この訪米にあたりたいへんお世話になりました。

今日は同時多発テロが起こった9月11日。アメリカの至るところに掲揚されている星条旗が、半旗となっていました。

ペンタゴン訪問

2012年にアメリカ国務省のIVLP(international visitor leadership program)で訪れて以来、7年ぶりにペンタゴンを訪問しました。

朝8時から海兵隊のラダー中将にお会いして、日米同盟の強化について意見交換しました。館内を案内してくれたロバート・ドージャーさんは、なんと!西南大学を創立したC・K・ドージャーさんのひ孫さんであることがわかりました!

午前中は国立アーリントン墓地を見学。その広さに驚きました。9.11を翌日に控え、慰霊式典の準備や、遺族や軍関係者の集まりが見られました。

昼すぎまで国際スパイ博物館へ。入場するやいなや「世界中の情報機関」という画面が。どんな国にも情報機関があるのに日本にだけ諜報機関も防諜機関もない!という事実はあらためてショッキングでした。誰にも楽しめるエンターテイメント性の高い施設でしたが、インテリジェンスというものをあらためて考える機会となりました。

旧交を温める

午後から連邦議会のキャロル・ミラー下院議員を訪問しました。ウエストバージニア州選出の共和党の議員です。家業で車のディーラーをされていることから、日本の自動車産業にもたいへん好意的でした。
夕方にはウォーターゲートホテルの屋上でハッピーアワーのカクテルパーティ。ジョイ・サクライ前首席領事はじめ、福岡のアメリカ領事館におられた皆さんと再会しました。
夜はワシントンの日本大使館 足立防衛班長のお宅にお招きいただき、日米防衛関係者によるホームパーティ。そこでも福岡領事館におられたマーク・ディーカーさんと再会しました。ディーカーさんは7年前、県議だった私をアメリカ国務省に対してIVLP(3週間の訪米プログラム)に推薦してくれた方です。こうして再会できて、お互いに感無量でした。足立防衛班長とはラグビーのご縁で出会い、今回のペンタゴン訪問につながりました。たいへん充実した懇談会で、さらに人の輪が広がりました。

アメリカ横断 半日フライト

アメリカを理解するには、まずアメリカの広さ大きさを体感することだと思います。今日はサンノゼからワシントンD.C.までの大陸横断という移動日です。
11時22分にサンノゼ空港を出発して3時間37分のフライト。ミネアポリスに到着。現地時間で16時59分なのは、サンノゼとミネアポリスで2時間の時差があるためです。
17時38分にミネアポリスを出て、2時間32分のフライト。ワシントンD.C.に到着したのは21時10分。ミネアポリスとは1時間の時差。丸一日かけてアメリカ大陸を横断。西海岸と東海岸で時差は3時間。
荷物がすんなり出てきたのはいいものの、スーツケースを巻いていたベルトが紛失!デルタ航空に訴えると「替りのものがあればいいでしょ?」と、台湾の住所が入ったベルト(おそらくこれも遺失物)をくれました。地下鉄に乗ってさらにビックリ!スーツケースの握り手がちぎれていました!
なんとか23時前にホテルに到着。24時になってもちっとも眠くならないと思ったら、昨日までいたサンノゼ時間ではまだ21時なのです。またまた時差に苦しむことになりそうです。

ヨセミテの山火事とレンジャー

ヨセミテ国立公園が以前閉鎖していたらしいとは聞いていましたが、なぜ閉鎖していたのかは知りませんでした。車で広大な公園内を走っていると、たくさんの立ち枯れした木々が。白い木も黒い木も、それは山火事で焼け残った木々でした。1990年の山火事で24,000エーカーの敷地が被害にあったそうです。3,000人の消防士、そしてレンジャーがその消火にあたっていたという展示もありました。

この広い公園内に何人のレンジャーがいるのか尋ねたところ、800人いるとのことでした。私が見かけたレンジャーはインフォメーションの受付をしていたり、車に乗って巡回していたり、ガイドをしていたり様々でした。

公園の規模が日本とは違うとはいえ、日本の国立公園のレンジャーももっと充実させたいと思いました。日本の「国立公園満喫プロジェクト」も一層の充実を図ります!