防衛予算とその財源 Q&A 〜その5
今後5年間の防衛予算を43兆円とすると、新たに17兆円の予算増加となり、そのための財源が必要となります。国も毎年2,000億円の歳出削減や、決算剰余金・税外収入の活用で財源を捻出しますが、防衛費が漸増する令和9年には年間約1兆円の財源が不足します。この不足分について、平和の受益者である国民の皆さんに負担をお願いすることになります。「平和の受益者」は全ての国民なので、「薄く広く、負担能力に応じてみんなで」負担していただくことを原則としています。
日本では長く「水と安全はタダ」と言われる時代が続いてきましたが、建国以来自由と独立を自ら勝ち取ってきたアメリカでは、”Freedom is not free!” (自由はタダではない!)と言われています。
自分や家族やその子孫の生命・財産・自由を守るため、私達にできる最善を尽くしていきましょう。