防衛予算とその財源 Q&A 〜その4
岸田総理は今後5年間(2023年度~2027年度)で日本の防衛力を抜本的に強化すると宣言しました。日本の防衛戦略三文書を3つとも同時に改定し、その戦略指針にのっとって防衛予算を増加させます。
2022年の年末、岸田総理が発表した防衛費は「5年間で43兆円」という規模でした。令和4年度の防衛予算は5.2兆円ですので、その水準と比べると5年間で17兆円の純増となります。
この大きな歳出は5年で終わるものではなく(防衛上はむしろ5年で終わってはいけない)、恒常的に続いていく歳出です。したがって安定的な財源が必要となります。