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防衛費を増やして何に使うの?

防衛予算とその財源 Q&A 〜その2

自衛隊は陸海空の戦力を備えていますが、もし実際に戦いが起こるとなると足りていないものがたくさんあります。各部隊にある弾の数(弾薬数)や、すぐに飛ぶことのできる戦闘機の割合(可動率)、国民を避難させたり兵站を維持するための輸送力などです。

また、敵ミサイルから国民を守るミサイル防空態勢や、敵戦力を日本に近づけさせないための長射程ミサイルなども能力向上する必要があります。

さらに現代戦においては、通信や情報で劣勢となればリアルの空間でも負けることになります。そこで宇宙・サイバー・電磁波分野にも研究開発投資が必要です。

命懸けで日本を守る自衛官の処遇改善も必要です。築50年を超えていたり耐震基準を満たしていない隊舎や、クーラーがない(もしくは壊れたままの)環境を改善します。

日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中、どんなことがあっても国民の生命と財産を守り抜くには、相応のお金が必要となるのです。