「なぜコロナの渦中にこの法案を通さないといけないのか?」
社会課題の解決のためには、新規の立法や法改正が必要となります。
一本でも多くの法案を成立させることが、一つでも多くの課題を解決することにつながります。
成立させないといけない法案は、一つの国会で省庁ごとに何本もあり、いつも渋滞しています。
150日ある通常国会のうち、1〜3月は予算の審議をしているため、法案の審議をする時間は4〜6月まで3ヶ月しかありません。
新型コロナの対策をしながらも、国会はたくさんの社会課題の解決に向けて法案を成立させねばなりません。
与野党が激突する法案ではしばしば「今やらなくていい」ということを言われますが、国会に提出するたびに揉めるのであれば、先送りは更なる法案全体の渋滞を招くことになります。
【論点1】で示したこの法案自体の意義に加え、他の法案(=社会課題の解決)にも影響する話なのです。