東京 #増上寺 で行われた #古川貞二郎 さんの御葬儀に参列しました。
古川さんは #九州大学法学部 から厚生省に入り、#厚生事務次官 を経て、官僚のトップと言われる #内閣官房副長官 に就任されました。官房副長官として8年7ヶ月にわたり、村山、橋本、小渕、森、小泉の5つの内閣を支えました。
私が衆議院議員に当選した後、九州大学法学部同窓のよしみを頼りに、東京で開催する政経フォーラムの発起人をお願いに行きました。「あまりこういうのは引き受けてないのだけれど」と言いながらも、結局発起人に名を連ねていただきました。
無私にして公正、温厚な人柄で歴代政権の難しい舵取りを担ってこられました。現役官僚からの信頼と尊敬も格別でした。年に数回は麹町の事務所を訪問させていただき、様々なお話を聞かせていただきました。
一度だけ私と意見がぶつかったことがありました。しかしその論点については、それ以来お互い深く議論をすることはありませんでした。おそらくお互いに譲れないし、ぶつかりたくなかったのではないかと思います。
最近はコロナ禍もあり、あまりゆっくりお話することができませんでした。もっといろんなお話を聞きたかったなぁと悔やまれます。いただいたご著書を読み込んで、自ら学ぼうと思います。遺影のままの優しい笑顔で、安らかにお眠りください。