8月7日福岡市でワクチン接種が進む中、接種予約の順番がやってきた若い人について、ワクチンを打ったほうがいいのかどうか？問い合わせが増えています。
この件について、厚労省から聞きとった知見は以下の通りです。
若年者の接種に関しては、海外においてもリスクベネフィット（危険性と利益ではどちらが大きいか）の観点から引き続き推奨されています。
また国内においても、若年者を対象とすることに関して、7月30日に開かれた第23回ワクチン分科会において、
- 武田/モデルナ社ワクチンを12歳～17歳に使用した場合も、これまで接種対象となっている18歳以上の者に接種した場合と同様の有効性・安全性が期待できる。
- 10代において、10万人当たりの陽性者数は60代、70代よりも多く、医療提供体制に一定の影響を与えていると考えられる。
- 接種を希望する方の接種機会を確保することや、健康被害が生じた場合に予防接種法に基づく救済制度の対象とすることを考慮して、対象者は広く設定すべきではないか。
という観点のもと、ファイザー社ワクチンと同様、モデルナ社ワクチンにおいても12歳以上を接種対象者として認められたところです。
若年者のメリットデメリットを含めた情報提供に関しては、添付の資料（ファイザー12歳以上向けと武田／モデルナ12歳以上向けリーフレット）を添付致しますので、御参考にいただけますと幸いです。
12歳以上のお子様と保護者の方へ – 新型コロナワクチン接種についてのお知らせ（厚生労働省）
- https://www.mhlw.go.jp/content/000805690.pdf（ファイザー12歳以上向け）
- https://www.mhlw.go.jp/content/000814938.pdf（武田／モデルナ12歳以上向け）
