
7月28日

参院選の結果を受け、衆参全ての自民党議員が集まって意見交換する #両院議員懇談会 が開催されました。4時間半という異例の長さ、総理以下自民党執行部幹部が一人も席を立たず、議員の厳しい声に耳を傾けました。
この日の発言者は64名。私もその一人として発言しました。私の発言の趣旨は大きく分けて二点あります。一つ目は「今日本は戦後の大きな転換点にあり、自民党はそれを自覚して政策を訴えなければならない」ということです。
戦後の復興を主導した自民党は「利益の分配」の中心にいました。経済発展や福祉の増進を実現し、野党の主張も全て飲み込んで国民の希望を叶え、大きな政府を作ってきました。しかし人口減少社会になり、日本は大きな政府を支えることが困難になってきました。私の言う時代の転換点とは「利益分配の政治から、負担分配の政治への転換」です。利益の分配よりも難しいからこそ、その役割を責任持って果たすのが自民党である!と訴えるべきだと主張しました。これまで日本を作ってきたお年寄りにも、これから日本を背負っていく若者にも、納得のいく負担の分かち合いを合意形成し、持続可能な福祉と経済を引き渡していかなければなりません。


