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被災地訪問

5月27日

元旦に起こった能登半島地震からほぼ半年、ようやく被災地に行くことができました。私が現地に入れば部隊の負担になることはわかっていたので、「自分は最後でいい」と後に回した結果この時期となりました。

朝6時50分に宿舎を出発し、新幹線で金沢へ。陸上自衛隊 金沢駐屯地 第14普通科連隊 からこの半年の震災対応について話を聞きました。隊員を激励し、陸路輪島へ。

車両移動で2時間半、航空自衛隊 輪島分屯基地 に到着しました。発災初日に基地にいた40人が、近隣住民1,000人の命を救いました。隊員の活躍や、基地の破損状況を聴き取り、部隊を激励しました。

輪島から車でさらに1時間、珠洲市の宝立小中学校に行き入浴支援現場を視察しました。16時頃でしたが地域の方が次々にお風呂に入っていました。脱衣所に置いてあるノートには地域の方からの感謝の言葉が詰まっていました。私が学校を離れる時には地域の方々が集まってきて笑顔で手を振って見送ってくれました。

金沢駅までは車で3時間。道路復旧の難しさが復興を遅らせている一番の原因です。ようやく開通した「のと里山海道 」もまだ下りの一方通行でした(帰りは一般道で)。金沢から新幹線に乗って上野駅に着いたのは21時50分でした。

宿舎に帰ってゆっくりしたのも束の間、22時50分には 北朝鮮が衛星らしきものを発射したとの報。すぐさま防衛省に駆けつけ、大臣室で情報の集約と分析の会議。24時半に防衛省1階で大臣記者会見。宿舎に帰り着いたのは25時前でした。

何気ない日常が何より幸せと感じた一日でした。何気ない日常を守るため、防衛省•自衛隊は頑張ります!

#能登半島地震#陸上自衛隊金沢駐屯地#第14普通科連隊 #航空自衛隊輪島分屯地#のと里山海道#北朝鮮#衛星発射

#防衛副大臣#鬼木誠