友だち追加

YouTube Channel

最先任曹長と懇談

2月2日

自衛隊には階級というものがあり、将を最高位とし、全部で16階級が定められています。「将」から「3尉」までを「幹部」、「曹長」から「2士」までを「曹士」と呼びます。「幹部」だけでは自衛隊は成り立たず、人数の上では「曹士」が全体の8割を占めます。「曹士」のトップの階級が「曹長」で、部隊の曹長の中でもトップに立つのが #先任曹長 です。ある程度の規模以上の部隊には現場トップの先任曹長がいて、現場に指示を下したり現場の声を上げたりします。「先任」という言葉は、その職に一番先に任じられた、つまり一番長くその職をやっているベテランという意味ですが、今は在職期間の長さよりも能力で選ばれています。

市ヶ谷には各(陸/海/空/統合)幕僚長のフロアに、#最先任曹長 (現場トップの先任曹長の中でも全国トップの曹長)の部屋があります。現場の代表が幕僚長の隣に居るのは誇らしいことです。今日は各幕の最先任曹長と懇談させていただき、「いつでも副大臣室に来て現場自衛官の声をしっかり伝えてほしい。」とお願いしました。現場を大切にする風通しの良い組織を作りたいと思います。