#南極観測船しらせ が日本に帰還し、#南極の氷 を分けてくれました。
二万年以上前に南極に降った雪が堆積して凍ったものが氷山になります。その時に圧縮された空気が気泡となって氷の中に保存されます。ということは、南極の氷山から切り出した氷の気泡の中に詰まっている空気は、二万年前の地球の空気なのです。
この貴重な氷を私だけで持っておくのはもったいないので、地域の子供達と共有することにしました。金山校区PTAの皆さんにご協力いただき、南極の氷体験会を開催しました。
いったん溶かすと気泡がなくなってしまうので、カチコチの状態で持って来ました。氷を切ってコップに取り分けるのですが、最初氷がうまく切れずに大苦戦しました。汗(冷や汗?)をかいて必死に氷を切る私に、子供達からがんばれ!の声がかかりました。
無事コップに入れた氷が行き渡ると、子供達はプチプチと氷が弾ける音を聞いたり、溶けた水を飲んでみたり、大喜びでした。
地理や自然や環境など、子供達の興味関心が広がっていけばなによりです。
