中国による世界の人権弾圧問題、香港やウイグルは有名ですが、南モンゴルがどういう状況かについては、あまり知られていません。
南モンゴルとは、歴史的にモンゴル人の土地でありながら、第二次世界大戦後に、中国に併合された地域（現在は中華人民共和国の中の自治区）です。
自治区と言いながらも、現在は漢民族のほうが人口が大きくなってしまい、モンゴル人の権利は縮小する一方です。
ついには、モンゴル語を子どもに教えることすらできなくなっています。
女性に対する性犯罪や、強制不妊手術など、ジェノサイドにもつながる酷い人権侵害を、見過ごすことはできません。
「近隣国で起こっていることは、いつの日か日本でも起こる」という危機感を持つことが必要です。
