検察庁法改正にあたり、多くの方から考え方を示してほしいとのご意見をいただいています。
そこでこの法案について、論点ごとに私の考えを示すことにしました。
激しく意見が対立する論点では、ワイドショーのコメンテーターが政権を不正だと決めつけ一方的に糾弾します。それを観た視聴者は怒り、政権はひどい!それに従う政治家は信じられない!と結論を決めてから政治家に向き合います。
黙っていれば叩かれる、口を開けばなお叩かれる…ワイドショーの圧倒的な発信力の前には政治家といえどもあまりに無力です。
結局「言うだけ損」と口をつぐんでしまいます。
そして一方の思いは語られないまま、対立と不信だけを残して時が過ぎていきます。
日本の政治ではそうした不信の連鎖がこれまで何度も繰り返されてきました。
これは国民にとっても、政治家にとっても、日本の民主主義にとっても、たいへん不幸なことです。
「民主主義を守ろう!」と立ち上がる皆さんには、異なる価値観、異なる結論を持つ相手にも敬意をもって議論していただければ幸いです。
私も皆さんの声に真摯に耳を傾け、敬意をもって対応させていただきます。
それでは次回のFB更新から、検察庁法の改正について論点ごとに、私の考えやその背景となった事実について発信させていただきます。