「日本は4月だけで3,000人以上の中国人を特別入国させていた」という動画が私のもとへ送られてきました。
そんなバカな⁈と思い、早速法務省出入国管理庁に事実確認をしました。
そこで入管庁より以下のとおり回答がありました。
・法務省のHPの数字と言っているが、これはHPに掲載している「新型コロナウィルス感染防止に係る上陸審査の状況（速報値）」を見てのことと思われる。
・４/３以降、「特段の事情が認められ上陸を許可した人」の数が毎日３００人を超えているが、これは中国籍に限定したわけではない。４/２迄に出国していた永住者や日本人の配偶者、永住者の配偶者、定住者等の再入国許可が認められたもの。
・４/３を境に数が増えているが、これは拒否国を２４から７３か国に増やしたため、それまで入国出来た人たちが慎重審査の対象となって、この数に含まれるようになったため。
・公表していないが、実際には４月以降中国人の入国は１日３０人前後。日本人配偶者がいる等の事情。
・誤解を招いた原因は、この資料の下方にある（注１）で「特段の事情」の例が２つ書かれているが、先週まで上の１つしか書いていなかったためと思われる。当初は上陸拒否が中国湖北省と浙江省に限られていたのでそれしか書いていなかったが、少しずつ対象国が拡大されたので本来もっと早く２つ目を書き加えるべきだった。
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ここまでが法務省からの回答です。
さらに私が簡潔にまとめると
◎4月から特別入国者が増えたのは、入国拒否国が増えたことにより慎重審査対象が増えたため
◎特別入国者は主に帰国者
◎発表数字とそこに書かれている文言から「4月以降大量の中国人が特別入国している」との推論が出回っているようだが、実際はそうではない
という結論です。
テレビ・新聞・雑誌・インターネットと、情報過多の時代だからこそ、自分の目で真偽を見極めることが必要です。
私もできる限り私の知りうる情報を提供していこうと思います。
そういう思いでYouTube「おにきまこと政治塾on the web」を立ち上げました。
世論がエキサイトしている今、何を言っても袋叩きに遭いそうなのでゆっくり進めていますが…
政治の現場にいる現職与党議員からの一次情報をお届けしてまいります！