今月の言葉 アーカイブ


2020年4月の言葉

Darkest Before Dawn「夜明け前が一番暗い」

三浦大知さんの楽曲タイトル

ミュージシャンの三浦大知さんの楽曲「Darkest Before Dawn」、日本語に訳すと「夜明け前が一番暗い」という意味です。英語のことわざでは「It's always darkest before the dawn.」となります。

今は真っ暗で何の希望の光も見えないけれど、この暗さは夜明け前、きっと夜は明ける!と逆説的に希望を見出している言葉です。

三浦さんの曲では、「この世界に降り注ぐ/朝陽を誰しもが待っている/ひとりでもひとりじゃない/そこにいるのは/君ひとりじゃない」と歌われています。

まさに今、誰もが暗闇の中にいて、そして朝陽を待っています。何も見えないけれど、ひとりではありません。励まし合って助け合って、この暗闇から皆で生還したいと思います。


2020年3月の言葉

大ピンチの時は、最低5球を費やせ

野村克也

先月お亡くなりになった、戦後初の三冠王であり名監督である野村克也さんの言葉です。

テスト生として入団し、努力の末にレギュラーの座を勝ち取り、ON(王・長嶋)と競い合って戦後のプロ野球を盛り上げた野村さんの言葉は、人生経験に裏打ちされた滋味深いものとなっています。一流と二流の差とは? 頭を使え! 才能よりも努力だ! ……私はそうした野村語録が大好きで、折に触れては紐解きます。

新型コロナウイルスの感染拡大問題は、日本でも政府の威信に関わる深刻な課題となっています。なにぶん新型のためどうすることが正解なのかが誰にもわからず、右に進んでも左に進んでも叩かれるという事態となっています。しかしこうした大ピンチこそ、「慌てずに」「冷静に」「頭を使って」切り抜けなければなりません。一球で結果を出そうと焦ると痛打を浴び、人的二次災害を招きかねません。「焦るな!よく考えろ!」慎重に一球ずつ丁寧に組み立てます。結果、被害を最小限に食い止めるのです。野球の話なんだけど人生にも活かせる、それが野村語録です!


2020年2月の言葉

フェアかつ獰猛に

ラ・サールラグビー部 早坂正隆(前)監督

私の恩師、ラ・サールラグビー部 前監督の早坂正隆先生の言葉です。

ラグビーという激しいスポーツは獰猛でないと務まりません。しかし激しくぶつかる猛々しさを持ちながらも、フェアであれということを先生は説かれました。格闘技であり球技でもあるラグビーは「ルールのある喧嘩」だとも言われます。喧嘩の激しさを持つからこそ、ルールに則るフェアな精神が大切なのです。ルールがなければただの喧嘩です。フェアでなければ獣の争いです。フェアな精神があるからこそ、ラグビーは紳士のスポーツであり、ラガーマンは互いを尊敬しあうことができるのです。

日常社会においても、物理的な力の行使があるないにかかわらず、様々な闘いの場面があります。そんな時にもあくなき敢闘精神で立ち向かうと共に、フェアであることが求められます。「その行為はフェアか否か?」ラガーマンのはしくれとして、私は常に自分に問いかけています。


2020年1月の言葉

思い通りにならないから 人生は美しいのでしょう

歌手・詩人 秋野ソラさん

私の友人・秋野ソラさんのフェイスブック記事に感銘を受けて転載させていただきました。この友人は歌手・詩人であり、男性3人のボーカルユニットiNiSiEで活動していました。「天声を授かりし3人」とも言われる美声が持ち味だったのですが、メインボーカルY氏の声が出なくなるという不幸に見舞われます。「Yの声は治る」、そう信じていたソラさんですがその思いは届かず、Yさんはユニット脱退となりました。最後のライブはたとえ声が出なくても全力でやりたい、引退試合こそフルスイングの三振で終わりたい、と最後はYさん本来のセンターポジションで歌ってもらったそうです。

頑張っても願っても信じても、人生は思い通りにならないことばかりです。だからこそ、全力で立ち向かう人の姿は何よりも尊く美しいのでしょう。全ての受験生が合格できるわけでもありませんし、全ての高校ラガーマンが花園へ行けるわけでも優勝できるわけでもありません。だけど皆、それぞれの夢と目標を持って努力を重ねてきたのです。「頑張れ!その努力は尊く美しい!」全ての頑張る人へのエールとして、年頭にこの言葉を贈ります。



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