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おにき誠ブログ

コロナ治療と一般医療の両立

「自民党 有床診療所の活性化を目指す議員連盟」の総会参加のため上京しました。

新型コロナウイルスの流行に伴い、医療機関では感染を恐れた一般患者さんが受診に来なくなるという問題が起こりました。
ベッドを持つ有床診療所ではコロナ患者を受け入れると、新規の患者さんが来なくなったり入院していた患者さんが出て行ったりと、大きな混乱と経営への打撃がありました。

 私は、止むを得ずコロナ患者を受け入れた診療所には手厚い助成をすることと、できるだけコロナ患者と一般患者とを分ける医療体制を整えるよう発言しました。
厚労省に対して、地元福岡の医師からも要望の多かった「発熱外来」の整備を要求しました。
「発熱外来」とは、熱が出た人を専門に受け入れコロナ感染者かどうか検査することによって、一般患者とコロナ患者を分ける施設のことを指していますが、厚労省で正式に定義された用語ではないようです。

厚労省からは「今後の第2波に備え、感染者をどこに受け入れていくかの態勢を都道府県ごとに整えている」旨の回答がありました。

東京の感染者も日増しに増えており、私の上京もさらに慎重に限定しなければならないと感じています。国会閉会中も自民党本部では結構重要な会議が開催されているのですが、あまり頻繁な往復も避けたいと思います。

困窮学生へ1000万円寄付

 新型コロナウイルスの影響で仕送りが途絶えたりアルバイトに入れないなど、困窮している学生を対象に、中央資材株式会社の中島会長が福岡大学に1000万円を寄付されました。
今回も私はつなぎ役として贈呈式に同席しました。

 先月私は中央資材の担当税理士さんから寄付の相談を受け、市や県など公的な受け入れ先を探しました。
しかし「福岡の学生に届けたい!」という中島会長の思いにうまくマッチせず、どこに寄付をすればいいか思案していました。
ちょうどその時、台湾から福岡大学病院への防護服寄贈があり、この学生支援寄付の話を福岡大学につなぐ案が浮上しました。
 福岡大学には学生サポート募金という仕組みがあり、国からの支援対象外になってしまった学生を助けたいというニーズがありました。
これなら中島会長の思いも満たされるということで、今日の寄付につながりました。

 一人でも多くの学生がコロナを乗り越え学業を修められますように!
福大出身の学生さんが社会で活躍する姿を見るのが、中島会長の何よりの喜びとなることと思います。

RKBラジオに出演

 地元ラジオ・RKBの「ニュースインサイト」に出演しました。

国会を終えてというテーマで、様々な質問に答えました。
後日RKBラジオのホームページでアーカイブがアップされると思いますので、ぜひ聞いてみてください。

Q: 課題がたくさんある中で国会が閉会になることをどう考えますか?

A: 政府が追及から逃げているという見方が多いと思いますし、その側面もあるとは思いますが、他にも閉会にする大事な理由があると思います。
 例えば私のような国会議員はコロナによる移動自粛もあり地元に帰ることができませんでした。
いち早く地元に帰り誰がどういうことで困っているのか、各地の現場の声を拾い上げるためにも貴重な時間になると思います。
 またあまり言われていませんが、官僚の負担を減らすという意味もあると思います。
国会が開いていると官僚は国会答弁作りで徹夜ということが続きます。
第2次補正予算の執行など今こそ官僚に働いてもらわないといけない時に、毎日山のように国会質問が来ていたら、官僚は疲弊しきってしまいます。
そういう意味で、ここで一拍置いて秋の臨時国会に備えるというのは良いことだと思います。

予算はどうやって作られる?

 150日間の通常国会は、3つの予算(令和2年度予算、同補正予算、同第2次補正予算)を成立させて閉会しました。
新型コロナウイルスが感染拡大し、感染防止のための予算や経済対策が必要になったためです。これらの予算については、遅い!届かない!とたくさんのお叱りをいただきました。

「なぜ予算を作るのにこんなに時間がかかるのか?」
予算作成のプロセスについて解説します。

予算や法律は、国民の代表である国会が審議して成立します。
数字を緻密に積み上げたり十分に議論を重ねる手間暇は、ある意味民主主義のコストとも言えるでしょう。
1億2000万人に何かを届けることの大変さを痛感する日々です。
予算の内容やその届け方についてもたくさんのご批判があるのは十分にわかっておりますが、そうした各論についてはまた別の機会に譲りたいと思います。

これまでの事業者支援施策

 新型コロナウィルスに関する経済対策ですが、事業者支援施策のまとめを作っています。
添付の画像は5月19日版です。

ポスティングもしていますがなかなか福岡2区全域まで行き渡りませんので、ネットでお届けします。
今週には第二次補正予算と新たな支援策が成立する予定です。
制度の詳細が固まり次第、またご案内してまいります!

【おにき誠新聞・事業者支援策まとめ】