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おにき誠ブログ

法務委員会 UNHCR視察

来週の国会会期末を前に、法務委員会で都内視察に行ってきました。
テーマは「難民の受け入れ態勢」です。

東京出入国在留管理局では難民認定をどのように行っているのか、現場を見て意見交換させていただきました。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR駐日事務所)ダーク・ヘベカー代表からは「難民認定は入国管理とは性質の違うものなので、独立した法制を整備してほしい」との要請がありました。

イメージで語られがちな難民受け入れという課題に対して、現場最前線の方々と意見交換ができ有意義な視察でした。

痺れる税調議論

本日も自民党税制調査会。今日は通称「マル政」と言って、政策的問題の集中審議です。

企業の内部留保が積み上がり、世の中への再分配が進まないことが長らく課題となっています。この解決策として「ベンチャー企業への投資に5%の税額控除」という案が提示されました。今年の税調の一番の目玉政策ですが、私は敢えて挙手して反対しました。
ベンチャー投資は1,000に3つの成功しかない「千三つ(せんみつ)」の世界。5%の保証があるからといって、ベンチャー投資が伸びるものでしょうか?

また「株式は1年間保有」という条件も緩すぎます。1億出資して1年その会社が潰れなければ、株を売って500万が手元に残るわけです。年5%の金融商品の出来上がりです。

またベンチャー企業のイノベーション要件をどう判別するのでしょう?書類をたくさん提出するのならまるで経産省の補助金で、税になじむのか疑問があります。簡易な書類で形式さえ満たせば税控除になるのなら、いい加減な案件がまかり通ることになりかねません。国民が納めた税金が、こんなに抜け道だらけの税制で穴を開けられるわけにはいきません。

少数派の意見となりましたが、言わずにおれんという思いで勇気を持って発言しました。結果はどう出ることでしょうか?

税制調査会 ○✖️審議

自民党 税制調査会もいよいよ煮詰まってきました。
今日は○✖️(マルバツ)審議といって、各省から上がってきた税制要望について○✖️を決める日です。


福岡県のグリーンアジア特区で適用されている国際戦略特区税制が、今年度で終了期限となっていました。財務省による査定は✖️。これをひっくり返すために発言しました。
この税制はよく利用されて政策効果を上げていることを主張し、企業誘致に直接効く税額控除10%の維持を訴えました。
結果、✖️だった判定は△へ。特区税制は生き残りましたので、あとは税率維持の報告を待つばかりです。

このように与党は、国会やテレビでどんな騒動があっていても、やるべき仕事を年中無休でしっかりやっているのです。そうした努力こそ、世の中にわかってもらいたいのです。

産経新聞にインタビュー掲載

今朝の産経新聞にインタビュー記事が掲載されました。

昨日高宮八幡宮で開催した「なぜ皇位継承は男系でなければならないのか?」という講演会にも、40人近い方が集まって熱心に聞いてくれました。
日本の皇室の価値を語る上で物凄く基礎的な話なのですが、今の日本ではその基礎がよく理解されていません。
誤った理解に基づいて伝統が崩壊してしまわぬよう、国民の理解促進のために走り回りたいと思います!

薬院駅前に立ちました

今朝は雨降る中、長靴を履いて西鉄薬院駅前に立ちました。
8時30分まで立ち、9時20分には東京行きの飛行機に乗り込みます。午後からは自民党本部で税制調査会が行われます。

桜の会で政治が機能停止していると思ったら大間違いです。与党は来年度の税制・予算を仕上げるため、連日精力的な議論を重ねています。

ローマ教皇をお迎えして

ローマ教皇が38年ぶり2度目の来日をされ、首相官邸で演説をなさいました。
ローマ教皇は世界13億人と言われるカトリック信者の総帥です。
私は茶山カトリック幼稚園とラ・サール高校という二つのカトリック校を卒業しているご縁もあり、日本・バチカン友好議員連盟に加入しています。
日本政府高官や各国大使など要人に混じって、この貴重な機会に同席させていただきました。
教皇台下のお言葉に触れ、私がかつて触れ合ったカトリックの先生方の善良な魂が蘇ってくるようでした。