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憲法審査会、イタリア視察

9月10〜11日

憲法審査会のヨーロッパ視察、最後の訪問地はイタリア(ローマ)です。

第二次世界大戦に敗れたイタリアは王政を廃止して共和政に移行、戦争放棄規定を持つ新憲法を作りました。
イタリアの議会は上院が下院と同等の権限を持っており、憲法も改正が非常に難しくなっています。
イタリアは憲法改正のための国民投票を過去5回行い、うち3回の改正を否決されています。

憲法審査会に帯同した衆議院の優秀なスタッフの皆さん。訪問3カ国の憲法やお国事情を事前に緻密に調べ、質問すべき論点を整理してくれました
イタリア下院の委員会が入っている会館
イタリア下院の憲法問題委員会 リッカルド・デ・コラート副委員長
イタリア下院 憲法問題委員会メンバーの皆さんが私達の質問に答えてくれました
イタリア下院、それぞれの委員会室に石盤で委員会名が刻まれています(憲法問題委員会)

今年3月にメローニ首相が提案した司法制度改革は、国民投票で否決されました。
なぜ否決されたのか?国民投票の否決は政権の不信任につながらないのか?(メローニ政権の支持率は安定しており戦後イタリア最長の政権となっている)などの疑問について各所で質問しました。

またイタリア憲法11条(戦争放棄規定)や52条(兵役の義務)、139条(憲法改正の限界)などについてもイタリアの考えを聞き、日本との違いについて考えました。

イタリアの2人の防衛政務次官とも会談できたので、日英伊で共同開発している次期戦闘機(GCAP)や、北極•南極政策についても意見交換しました。

イタリア 防衛政務次官との懇談(その1)
次期戦闘機の日英伊共同開発プロジェクトの担当政務次官
イタリア防衛政務次官との懇談(その2)
北極・南極開発担当の政務次官
上院憲法審査会アンドレア・デ・プリアーモ委員長。メローニ首相が政治活動に身を投じた初期からの盟友です
上院憲法審査会アンドレア・デ・プリアーモ委員長との意見交換
LUISS大学 ガエターノ・クァリャリエッロ大学長(元憲法改革担当大臣)との意見交換
LUISS大学 ガエターノ・クァリャリエッロ大学長(元憲法改革担当大臣)との意見交換。
会議の時間を過ぎてもさらに質問に応じていただきました

今回のヨーロッパ訪問には憲法審査会メンバーのみならず、衆議院法制局や国会図書館職員も帯同しました。
毎日充実した議論を重ね、憲法というものの本質をあらためて考える機会になりました。
自由と平和を守る、日本にふさわしい憲法を作っていこうとあらためて決意を強くしました。

イタリア統一の英雄・ガリバルディを讃える公園には、イタリア憲法が刻まれています