2011年10月、南半球の小さな国で、ラグビーのワールドカップ(以下、W杯と略)が開催されました。その国はニュージーランド。人口400万の小さな国でのラグビーの祭典は、世界的な盛り上がりを見せました。8年後の2019年には、このラグビーW杯が日本で開催されることが決まっています。私はW杯の試合や代表チームの合宿を、福岡に誘致したいと思っています。政治・経済……明るい話題が少ない昨今ですが、今回は夢のある前向きなテーマでいきたいと思います!

【写真】ニュージーランド政府観光局
W杯担当責任者と会談
ラグビーW杯とは?
ラグビーW杯は、世界のスポーツの祭典ではオリンピック、サッカーW杯に次いで視聴者が多い大会です。前回2007年のラグビーW杯では、約42億人の人々がこの大会をテレビ観戦したと言われています。ニュージーランド大会では、予想を大きく超える10万人が海外からこの国を訪れました。
さてこのラグビーW杯、2019年には日本で開催されることが決まっています。私はその機会にW杯の公式試合を福岡に誘致できないかと考えています。W杯の試合を開催すれば、テレビ中継の合間に開催地の紹介があり、特色や名物が紹介されています。W杯誘致は、世界に広く福岡の名を知らしめる絶好の機会です。
福岡誘致に何が必要か?
福岡に大会を誘致するにあたって必要になるものは何でしょうか。まずハード面では、より多くの観客が収容できるスタジアムです。世界のトップ選手が訪れても恥ずかしくない芝生のコンディションを整えることも必要になります。ソフト面ではラグビーを理解し楽しむことのできる多くの観客です。多くの観客とはその都市を訪れる経済圏人口であり、世界中から訪れやすい交通網を持つアクセスの良さも必要です。経済圏人口の大きさ、交通アクセスの良さから考えて、福岡は九州の中で最もW杯誘致に有利な条件を満たしていると言えます。
ラグビー県・福岡
福岡はラグビーが盛んな土地柄です。今年は全国中学生ラグビー大会において春日リトルラガーズが優勝しました。トップリーグには3つのプロチームを持っていましたし、高校ラグビーでは東福岡高校が花園で全国制覇を成し遂げました。市民レベルでこれほどラグビーが盛んな土地がほかにあるでしょうか? 日本開催のW杯が福岡に来なくていったいどこに来るというのでしょうか? 環境整備や誘致活動に乗り遅れるわけにはいきません!
ゴールデンオールディーズin福岡
8年後のワールドカップの前に、世界のラグビーファンに福岡をアピールする絶好の機会があります。それは2012年10月に福岡市で開催されるゴールデンオールディーズです。ゴールデンオールディーズとは、2年に一度、世界のどこかの都市で開催される35歳以上のラグビープレイヤーの世界大会です。実はこのゴールデンオールディーズ福岡大会の成否を、世界のラガーマンが注目しています。福岡という都市は行って楽しい、過ごして快適な都市なのか? その評価がこの大会で下されるのです。これからの課題として芝のグラウンドの整備や、歓迎パレードのための交通規制、英語通訳ボランティアや平日のレフリーの確保など、官民一体、全ての力の結集が必要です。
オールブラックスを福岡に!
最後にもうひとつ、夢のある話を。私は2019年福岡に、ニュージーランドのナショナルチーム「オールブラックス」を誘致したいと思っています。オールブラックスとは、今回のW杯で優勝した世界最強チームです。そのチームの主な合宿地に福岡を選んでほしいと考えています。ニュージーランドの首都オークランドは福岡市とは姉妹都市で、交流の歴史もあります。オールブラックスに限らず、ナショナルチームの来訪は福岡の国際的地位を高めるためにもたいへん価値あるものです。2019年のラグビーW杯は、福岡の知名度を高め、世界のトップラグビーに触れる千載一遇のチャンスです! みんなで成功させましょう!
自転車のマナー改善は福岡の急務!——コラム「鬼が斬る」——
福岡市民の足として気軽に愛用されている自転車。無料でもありエコでもあり市民の重要な交通手段なのですが、近年自転車に対するトラブルが急増しています。携帯を見ながらの不注意な運転、夜間の無灯火、信号無視で飛び出し車に接触したり、歩道を高速で飛ばし歩行者に接触したり……「危ないので警察で取り締まってくれ!」という声が高まっています。市民に愛される気軽な交通手段を取り締まるようなことはしたくないのはヤマヤマなのですが、最近では死亡事故さえ散見されるようになり、市民を守る見地からも注意喚起が必要な状況となっています。最近では福岡県警も交差点に警官を配置し、危険運転や交通違反の自転車に切符を切ることを始めました。自転車も車同様、事故を起こしうる車輌です。マナーを守り、安全運転を十分心がけましょう!

