おにきどんタイムズweb版

特集:景気回復!

おにきどんタイムズ第4号:2003年1月発行

2003年 明けましておめでとうございます

 昨年はたいへんな一年でした。大企業の不祥事、政治家のスキャンダル、北朝鮮拉致問題、そして低迷を続ける日本経済…。この閉塞感を打ち破り、もっと明るい希望に満ちた年になるよう、今年も頑張ってまいります。ご声援のほどよろしくお願いいたします。さて今年初のおにきどんタイムズのテーマは「景気回復」!地域経済活性化のための私案を発表いたします!

日経平均株価の推移 あいつぐ大型倒産、企業のリストラ・ボーナスカット、増えつづける自己破産者…。景気の低迷は私達の生活を直撃しています。誰もが不安のなかで日々を過ごしています。景気の回復は重大な課題です。にもかかわらず政治の世界は、利権の奪い合いや足の引っ張りあいに終止し、いっこうに前に進みません。私がまだ銀行に勤めていたころ(といっても1年ほど前の話ですが)、日経平均株価が1万2000円を下回れば日本の大手企業は危ない、と週刊誌等が大騒ぎしていたものでした。ところが今では株価は1万2000円どころか、8000円台まで落ち込んでいます。経済が危機的状況にあることはそのころからわかっていたはずなのに、問題は放置されつづけ、まさに今がけっぷちのところまできてしまっているのです。景気の回復はもはや待ったなしの最優先課題です!

中小企業の再生

 景気とはお金の循環です。血液がめぐるように地域内でお金が循環することが地域経済の活性化につながります。地域経済の活性化のためには、中小企業が元気になることがかかせません。地域の消費や再雇用の受け皿になりうるのは大企業よりむしろ中小企業なのです。日本の競争力を下支えしてきた中小企業の再生に全力を挙げます!またその手法は従来型の際限なく税金を突っ込む方式ではなく、県の財政難をこれ以上悪化させないことを大前提とします。景気回復と財政再建、この一見相反する2つの問題を並行して解決しなければならないのです。

私案「中小企業再生ファンド!」

再生ファンドのイメージ図 さて、これらの問題を県政レベルでどうやって解決するのか、私の構想を以下に述べます。まったくの私案ですが、官民出資で中小企業の再生ファンドを作ります。ファンドとは基金という意味です。複数の出資者から資金を募り、その資金で中小企業を再建しようという試みです。今までの企業再生や再建放棄は主に大企業を救ってきました。また、国が現在検討している産業再生機構の案は、当面中小企業を対象としていません。私は地域経済において重要なのは個々の中小企業の活力だと考えています。このファンドにより

  1. 過剰債務に苦しむ中小企業を再生させる
  2. 債権を切り離すことで銀行に余裕ができ、その分他の企業に対し融資が可能となる
  3. ファンドの投資収益が県の収益になる
という利点があります。

 民間企業では「再生ファンド」がビジネスとして成立しています。ハゲタカファンドとよばれる外資が日本企業を買いあさって収益をあげているのです。「外国の収益になるよりも、県の運営により県の中小企業を再生する、それにより県も潤う」こっちのほうがいいでしょう?法律や行政上の制限があって実現できないというのなら、そんな法律や行政を変えるべきです。それこそが本当に価値のある規制緩和です。できるかできんか、ではなく、やるかやらんかの問題です!可能性をはなから否定していては、一歩も前に進めません。新しい発想と前に進む勇気こそが、閉塞した時代を打ち破るのです。