福岡県議会議員 おにき誠 公式ウェブサイト

「議会での活動」に分類された日記

2006年02月27日

なし崩しの五輪招致手法に猛反発!

会派の政策審議会が開かれ、そこで突然「県議会でも福岡オリンピック招致の決議を採ってほしい。また県議は全員、オリンピック招致推進委員会の顧問に就任してほしい。」との福岡市議会からの申し出が伝えられた。回答期限は3月3日。市からは、福岡でオリンピックを開催することのメリットやリスクについて十分な説明もない。当然こちらは理解も納得もしていないし、第一市民の皆さんにとてもじゃないが説明できない。回答期限が間近なため、議員の速やかな同意が必要だということだったが、こんな現状での「なし崩し」的進め方に、私は強硬に反対した。その後、各会派の代表者会議が開かれ、3日の回答は保留、市からの説明を求めることとなった。

2006年02月23日

グレーゾーン金利

昨日勉強会をしたグレーゾーン金利について説明したい。現在、貸金業の金利規制には利息制限法(上限15〜20%)がある。しかしこの規制をすり抜ける法律として出資法(上限29.2%)が存在している。「借り手が任意に返す分には出資法の上限金利まで有効」ということで、ほとんど全ての貸金業者が出資法の上限ぎりぎりの金利で貸し出ししている。単純に考えて、100万円足りないという人が年間129万円の返済が可能だろうか?返せないと分かっている人に高利で貸し付け、その身内から根こそぎむしり取るというやり方は許されるべきでない。その一方、高額納税者の発表を見れば上位に消費者金融の経営一族が目白押しだ。多重債務者がこれほど社会問題になっていてもテレビで取り上げられないのは、消費者金融こそがテレビの最大のスポンサーだからである。日々正義を振りかざし誰かを攻撃しているマスコミだが、所詮金主には逆らえないのだ。私達はそのことを知ったうえで、冷静にメディアと向き合わなければならない。マスコミは絶対的な正義でもなければ、報道が真実だとは限らないのだ。

2006年02月22日

2月議会、開会

来年度の予算を決める大事な議会である2月議会が本日開会された。開会後、麻生知事から一時間に及ぶ議案説明。所属会派「緑友会・新風」の先輩議員である三船祐規県議が勤続12年の表彰をうけた。三船県議が太田誠一事務所を辞し、県議補選に出馬した時、私は大学の四年生。毎日中央区の自宅から糟屋郡まで応援に行ったものだ。あれからもう12年がたったのかと感慨深い。12年勤め上げた三船県議もエライが、その間政治に情熱を燃やし続けた自分もたいしたものだと思った。閉会後は代表質問の原稿打ち合わせ。その途中に司法書士会の方を招いて、出資法のグレーゾーン金利について勉強会。法律改正に向けて国会に意見書を提出しようという試みだ。夜はライオンズクラブに参加。ゲストに中央区内の中学校長を迎え講演いただいた。やはり現場の生の声は興味深い。こうして議会の慌ただしい日々が幕を落とした。

2006年02月17日

大事なのは情報の確かさ

10時来客:ベンチャー起業家の大学教授を紹介したいとの申し出。11時来客:九大の学生、就活イベントの相談及び協力依頼。午後から県庁へ。各種陳情対応や代表質問の準備。16時:商工部と建築都市部に中心市街地活性化についてのヒアリング。18時:医師会会長の就任お祝いに参加。胃腸の調子も相変わらず芳しくなく事務作業もたまっているため、散会後まっすぐ帰宅。帰宅後テレビニュースを見る。今日のニュースは堀江被告が武部幹事長の次男に送金したという送金メール疑惑についてだ。情報において大切な要素は「ニュースソース(情報の発信元)がどこで、どれほどの信憑性があるのか?」ということだ。聞くところによると民主党はこの情報をフリーのライターから仕入れたようだが、そのライターのいうことを鵜呑みにしてよいものだろうか?スキャンダル専門のライターの胡散臭さを知っている私としては、「この情報元は週刊誌です!」と言っているのと同じに見えてしまう。週刊誌の情報は玉石混淆であり、議会での発言については情報の確かさを示すことが大切である。大事な予算委員会、足の引っ張り合いの泥仕合でなく、前向きな政策論争をしてもらいたいものだ。

2006年02月16日

予算勉強会

今日は行政各部による予算説明会。来年度主要施策についてレクチャーを受けた。5年ぶりの増額予算ということで、さも景気が良くなり希望が持てるかのような報道の論調であるが、地方自治の実態としてはそう楽観的な状況ではない。社会保障などの経費が増え、自由な施策に使えるお金は減っている。そんな中でも知恵を絞りさまざまな施策を打ち出す県行政の涙ぐましい努力には敬意を払いたい。朝10時半から夕方17時までみっちり勉強会で、かつ議論も充実していたためかなり疲れた。インターンの学生は真っ赤な目をして眠気をこらえつつも、こらえきれずコックリ。本職の私でも疲れるのだから、初体験の学生はヘトヘトだったろう。夜は青年会議所の総会・例会に出席し、その後福岡を愛する友人達による異業種の交流会へ。久しぶりの参加だったが温かく迎えてもらった。

2006年02月10日

恩師を訪ねる

今日は鹿児島市の知的障害者施設を訪問しました(保健福祉部所管)。あさひが丘学園というこの施設、何を見に行ったのかというと第三者による施設の外部評価制度です。他所にさきがけて外部評価を受け入れているこの施設、評価内容まで見せていただきました。そこで気付いたのは、「福祉施設にも経営力が求められている」ということです。労務や人事管理、財務管理など、福祉以外の業務負担がかなり大きいと感じました。思いひとつで施設を立ち上げてこられた福祉関係者には厳しい現実です。さて、ここで視察は終わり一行は福岡に戻りましたが、私は帰りの便を遅らせてもらい、高校時代の恩師に会って帰りました。古武士然とした先生のご様子は昔と変わらず、桜島と並んで感慨深いものがありました。その後ラグビー部の練習を見に母校のグラウンドまで足を運んだのですが、今日は卒業予餞会だったとのことで練習は見られませんでした。

2006年02月09日

視察雑記

昨日、今日と、屋久島の自然環境保護を視察しました(環境部所管)。江戸時代、米代わりに年貢として納めていたという杉が、今も生き残り世界遺産となった歴史を見ました。樹齢何千年もの屋久杉は圧巻でした。屋久島は366日雨が降ると言われるほど雨の多い地域ですが、この2日間は全然降りませんでした。誰かの行いが良かったのでしょうか。福岡から鹿児島へのプロペラ機は小さく、もの凄く揺れてもうダメかと思いました。鹿児島から屋久島への飛行機はさらに小さくどうなることかと思いましたが、無事到着できました。慣れた先輩議員からすればたいしたことはなかったそうですが、私はそもそも飛行機が飛ぶという原理がわからないので不安なのです。

2006年02月08日

視察って言いたくない

今日から3日間、厚生環境委員会で屋久島・鹿児島視察に行ってきます。面会のアポや日程の打ち合わせなどのときに「この日は視察がありまして……」と言うと、「先生また視察ですか〜!いいですねぇ。」と、さも遊びに行っているかのように皮肉を言われます。議会閉会中の日程は、県内・県外・国外と視察が立て続けに入ってきて肉体的にもハードです。行かなくていいものなら行きたくないと思うこともたびたびです(公費で勉強させていただいているのに申し訳ありません……)。議員が見聞を広めることは重要だと思うのですが、とにかく視察というとイメージが悪過ぎるようで、もう視察があるとは言いたくなくなるくらいです。視察に限らず、真面目に頑張っているのに割に合わないと思うことがたくさんあります。

2005年12月22日

既得権益の壁

今日で12月議会が終了しました。今議会が始まる直前、私は福岡県青年司法書士協議会から国会への意見書の提出を頼まれました。その問題は、当HPの「今月の国民投票」で是非を問うている出資法の上限金利引き下げについてです。元銀行員として金融や多重債務問題について強い問題意識を持っている私は、ぜひ力になりたいと思い意見書提出に向けて動きました。ところが議会の腰は重く、今議会中の意見書提出には至りませんでした。来年2月議会での提出に向けて引き続き尽力するつもりですが、はたして議会において過半数の賛同が得られるものか自信はありません。この問題は貸金業者の抵抗が強く、議会も及び腰の印象は否めません。今日本で一番元気な業種は自動車か貸金業でしょう。当然、既得権益保護のために政治献金もたくさんしていることでしょう。耐震強度偽造事件のヒューザーも多額の政治献金をしていたと聞きます。政治をやっていくうえでお金がかかるのは厳然たる事実(人とのつきあいや事務所運営だけでも相当にかかります。給与だけでは厳しいものがあります)ですが、お金をもらうことでノーと言えなくなっている不健全な体質に問題があります。まっとうな意見を主張できる人が過半数を占めなければ世の中は良くならないのです。一握りの権益保持者ではなく一般国民のまっとうな意見を反映してくれる政治家を、私達は育てていかなければいけません。

2005年12月14日

行政の議会対応

巨大な予算や権限を持つ行政にとって、一番のやっかいな存在が議会です。条例や予算は議会の承認がなければ執行できませんし、公的に行政施策をチェックする権限を持つのも議会だからです。今回の私の議会質問は、ちょうど一年前に質問したのと同じ課に対するものでした。このとき私は行政側の不誠実な対応に対し、烈火の如く怒りました(2004年12月の日記参照)。それがよほどやっかいだったのか、今回の質問に対する事前の打ち合わせには一度も課長が顔を見せませんでした。私の対応にあたった課長補佐も、私が怒るツボをよく知っていて(「その問題はうちの部署ではない」という縦割り対応や、答えにくい問題へのごまかし)かなり気を遣ったもの言いでした。今回私は課長個人を責めるつもりも攻撃する気もこれっぽちもなかったのですが、行政職員にとって議会対応というのは私が思う以上にシビレるものなのだなぁと感じました。

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