福岡県議会議員 おにき誠 公式ウェブサイト

「議会での活動」に分類された日記

2006年04月09日

帰ってきました

3日からの中国訪問、全行程を終え8日の夜9時に無事帰ってきました。訪問初日の歓迎レセプション、福岡からやってきた総勢180名の訪問団は、江蘇省の代表団から盛大に迎え入れられました。その翌朝、とんでもないことがおこりました。前夜にはレセプション後も一緒に元気に飲んでいた宗像市の原田市長が、心筋梗塞で亡くなったのです。知事は急遽帰国、訪問団は一時騒然となりました。しかし民間の方も多数含んだ交流事業を完遂するために、その後の旅程は予定通りに行われました。いくつかの目的地に分かれたのですが、私のグループは南京から西安、そして上海へ行きました。西安はかつての唐の都・長安です。初めて訪れた兵馬俑や、蒋介石が拉致された西安事件の舞台など、歴史の重みに感嘆しました。隣りの大国・中国との関係は、日本にとってますます重さを増してきています。文化・歴史・国民性、それらを理解したうえで、上手につきあっていかなければなりません。その意味でも昨年から二度目の中国行きは貴重な経験となりました。

2006年03月27日

五輪招致を求める決議案の採決

今日は県議会の最終日、新年度予算や条例改正といった重要案件の採決が行われた。またもうひとつ、オリンピックの福岡招致に関する決議の採決が行われた。先月末から盛んにこの問題には異議を唱えてきたが、抗戦もはやここまでというところだった。開会前、我が会派では全員一致で賛成起立することを、会派幹部より再度釘を刺された。決議において会派の決定に逆らうことは、会派の存在意義を揺るがしかねない重大な造反行為である。昨夏の郵政民営化の攻防で見たように、たった一つの論点で所属会派の反対にまわることは、よほどのことがない限り許される話ではない。ましてやオリンピックをするしないというのは、主催者である福岡市がもう決めたことである。大勢が決した今、これ以上の抵抗はもう実りのないものと観念した。悔しさがあったが決議には賛成起立した。もちろん今後も慎重姿勢であることに変わりはない。ことあるごとに持論を展開したい。8月の国内選考の結果を待ち、冷静に動向を見つめたい。決定権は市民にあると私は考えている。昨日のTNCの調査では67%の市民が反対とのこと(300名の調査なので200名が反対ということか?!)。賛否どちらであれ、民意が反映される形での決着を望みたい。

2006年03月26日

ルールにのっとって闘い、そして勝つ

先日の知事保留質疑ではつい感情的になり、通告外の問題について質問するというルール違反を犯す寸前までいってしまった。どんなに正しいことを主張しても、自分がルールを破っては負い目が生じてしまうものだ。敵が卑劣であろうと、ルールが適切に運用されない状況でも、自分はルールを破ってはならない。子どもの頃野球をして遊んでいた時のこと、敵チームはルールを変えたり卑怯な判定を繰り返した。腹を立てた私は泣きながら家に帰り、父に敵の卑怯さを訴えた。同情してくれるかと思っていた私に父は言った。「どんなに相手が卑怯でも、ルールの中で堂々と勝たなければならない。どんな卑怯があっても、それに勝てるだけの実力があれば負けないのだ。負けるのは自分が弱いからだ。」子どもにとってはシビア過ぎる言葉だったが、今その言葉の意味が痛いほどわかる。WBCでの疑惑の判定の時にもこの父の言葉を思い出した。真に正義や勝利を求めるならば、真に強くなければならないのだ。

2006年03月23日

嵐の知事保留質疑

今日の私の知事保留質疑は「福岡コミュニティ無線について」というテーマであった。ちょうど一年前の福岡西方沖地震の際、福岡の市町村防災無線の普及率は30%台、全国でも低水準であった。今後福岡の防災無線を普及させるために開発されたのが「福岡コミュニティ無線」だ。ソフト・ハードの投資が安価で、防災時の機能も万全なスグレモノだ。この普及について、知事のトップセールスを促した。さらにこの無線のソフトやノウハウを全国に無償で提供することに対して、積極的な答弁をいただいた。これで全国にこの防災無線が普及すれば、これほど価値のある質問はない(と、自画自賛)。さて先日の、議会での質問に対して答弁されなかったことが翌朝の新聞一面に発表されたという一件で、県に対する私の怒りは収まることがなかった。知事保留質疑の質問通告外の項目であったが、知事に強く抗議をした。通告外発言はルール違反であり、議場は騒然となった。会派の先輩が止めに入り質問までは踏み込めなかったが、最後にこう要望した。「県の議会軽視、ならびに情報管理とマスコミ対応の改善を強く要望する!」

2006年03月19日

不誠実な答弁

14日から開かれている予算特別委員会。連日朝から晩までの審議が続き、疲れもたまってきた。一昨日は予算の中でも、生活労働費、農林水産費、商工費、土木費といった審議が集中しており、夜9時までぶっ通しの審議でクタクタになった。商工費の質問で、私は「自動車産業振興の戦略について」というテーマで質問をした。そこでは商工部から通り一遍の説明がなされ、特別に真新しい答は引き出せなかった。ところが今朝新聞を見てビックリ!西日本新聞の一面に「県が自動車産業振興室(を新たに設置)」との見出しが!あれほど的確に質問したことに対して議会で答弁せず、翌日マスコミ発表するなんて……。県は議会への答弁を何だと思っているのだろう!これが許されるというのなら、議会の存在意義すら問われかねない。議会軽視・県民軽視である。朝から腹が立ってしょうがなかった。県行政に対して、誠実な答弁を強く求める。

2006年03月13日

五輪招致について、市長に直言

福岡オリンピックの招致について、福岡市内選出の県会議員から異論が噴出している。何の説明もないままなし崩しで進んでいく市のやり方への反発、財政負担を心配する市民の声の大きさが背景にある。それを受けて今朝、市内選出県議と市長による朝食会が開かれた。福岡五輪招致についての説明があり、県の理解と協力を求められた。市長との質疑応答では各会派の県議から発言があった。皆はっきりとは言わないまでも、市民からの反発が強いことをやんわりと市長に伝えた。現職市長の権限は絶大で、睨まれれば地元の陳情も聞き入れてもらえなくなるかもしれない。しかし冷や飯を喰うことになろうとも、ここは言わずにはいられなかった。「市民の理解もないまま進む五輪招致に、世論の反発は大きい。皆、財政負担を大変心配している。私は毎日のように一般市民の方々から『五輪をやめさせてくれ』と言われている。招致がここまで進んで、その後から財政の試算が出る予定ですだなんて、そもそも順序が逆ではないか!もっと市民に五輪のメリットとデメリットを説明し、市民合意のうえで招致を進めるべきでないか!」と、強く抗議した。言ったところで大勢は変わらないかもしれない。しかしそうした強い民意があることを市長に伝えなければならないと思ったのだ。

2006年03月08日

福岡オリンピック慎重論

ここ数日、オリンピック招致に関する県議会でのやり取りの様子をお伝えしているが、肝心の私のスタンスをここであらためて述べたいと思う。現在の招致の進め方は多分に問題を抱えている。第一にリスク管理がなされていないし、語られてさえいない点である。果たして招致合戦に勝てるのか?確率は極めて低い!五輪を持って来ることがどれほどシビアなことか、それはパリvsロンドンという一流都市間の誘致合戦の激しさを見ても一目瞭然である。平和の祭典と言う聞こえの良い言葉でごまかされているが、昨今のオリンピックは商業利権の祭りであることは否定できない。IOCにも多額の工作資金が流れている。誘致活動だけでいくらかかると見ているのか?2020年まで挑戦するというのなら、それまでにいくらかかるのか試算を提出すべきである。第二に、民意が全く考慮されていない点である。たとえ失敗してもいいから、何十億円(いや、もっと?)の税金を投入してでもオリンピック誘致をやりたいと市民は思っているのか?リスクを理解したうえで、それを背負う覚悟はあるのか?リスクを理解している市民の大半が招致には反対である、と私は実感している。また、なぜ市はアンケートを取らないのか?「市民の理解はあると思う」などというコメントは、何を根拠におっしゃっているのだろう。現段階では全く賛同できないというのが率直な私の見解だ。

2006年03月07日

市議会議長のご来庁

朝一番、福岡県庁に妹尾俊見・福岡市議会議長がお見えになった。五輪招致についての県議会決議に理解を求めてのことである(2月27日の日記参照)。説明が足りなかったことや回答期限までの日数が足りなかったことをお詫びされたうえで、今後の協力を依頼された。妹尾市議は私と同じ中央区の選出で、私も敬愛している先輩の一人だ。その先輩が議長という立場にありながら頭を下げに来られた様子に、私も「協力してあげたいものだ」との感情にかられた。しかし、市の将来や財政に大きく関わるこの問題を、私の個人的な人間関係や感情で流されてしまう訳にはいかない。「公務が大変お忙しい中にご足労いただいたというのにこんなことを申し上げるのは甚だ恐縮なのですが、五輪招致について十分納得したうえでなければ市民に説明できません。それまでは私は顧問に就任できません。」とお伝えした。市議長やその間に入った先輩県議のメンツをつぶしてしまい本当に申し訳なかったが、有権者の声を背負う議員としてそこは譲れなかった。誰一人異を唱えることなく突き進んでいく五輪招致に、多くの市民は疑問を感じているのだ。市長からも睨まれながら、ギリギリの選択を迫られる日々は続いていく。

2006年03月05日

一般質問前夜

明日は一般質問で本議会登壇の日だ。昨夜は朝4時までかかって夫婦で質問原稿を推敲した。今回の質問は性教育という非常にデリケートな問題なので、極力誤解が生じないように多くの方々の意見を聞き、言葉を選んだ。昼前には私の実家へ行き、母に原稿を見せた。質問原稿の中で、私が家庭で受けた性教育について母の発言を引用したため、許可をもらいに行ったのだ。原稿を見るまではしきりに嫌がっていたが、読後には「このぐらい、いいよ。」とのことだった。午後からは気分転換にJCのラグビー部の練習に参加。かなり久し振りに走って気持ち良かった!夜は親戚のおばさんと、来年の選挙に向けての活動。身内の危機感は強く、早くも私以上に燃えている。帰宅後さらに原稿の最終チェック。地方議員でさえどれほど己の発言に責任を感じて精魂込めて質問を作っているのか、パフォーマンス型の国会議員に見せてやりたいくらいだ。県民にも分かってもらいたいところだが、県政、それも地道な取り組みには光は当たらない……。なんてボヤイテいる暇もない、今夜も遅くなってしまった。明日に備えて寝るとしよう。

2006年03月01日

北部九州の防衛

今日から議会において代表質問が始まった。午前中は自民党県議団、午後からは県政クラブの質問であった。終了後、4時からは防衛議員連盟主催の防衛講話があり、陸上自衛隊第四師団長の澤山正一陸将による一時間半の講話を聞いた。講話のテーマは「北部九州の防衛」。冷戦終了後国際状況は大きく変わり、日本の周辺諸国も変化している。ロシアは以前と比べ弱体化したとは言え軍事的ポテンシャルは高い。北朝鮮は100万人の陸軍と10万人の特殊部隊を持つ。中国は軍事費が倍増し、特に海上と航空戦力への投資が著しい。県議会に身を置いているとこうして身近に防衛の現実を知ることができる。現在日本が置かれている状況について、もっと私達は危機感を持つべきであるし、私自身たくさんの人に伝えていきたい。

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