9時半からあわら市芦原小学校を訪問。
学力日本一の福井の義務教育現場、どんなに素晴らしいのだろうと期待して赴いた。ところが校長先生の第一声に驚く。「うちは温泉地なので家庭の事情が複雑な子も多い。300児童のうち70人が母子家庭である。特別なことをやっているわけではないが、基礎・基本は徹底して身につけさせている。」
冒頭に肩透かしを食らったが、そこからの話が良かった。漢字と計算のマスターテスト、全員が百点を目指す基礎の確認テスト、どんな環境の子にも基礎学力とたくましさを身につけさせようという気持ちが伝わってきた。
2年生の音楽の授業、教室を震わすほどの大声で歌う「翼をください」に、涙が出そうだった。僕達はこの無限の可能性を持つ小さな命を預かっているのだ!と、身震いした。
14時からは福井県立大学を見学。少子化で大学も淘汰の時代を迎える中、公立大学が公営でやる意味、アイデンティティーについて考えさせられた。空港と同じで、公立大学も景気がいい時代に全国に作られた。この御時世、「地域振興のための大学」では公営で生き残ってはいけない。「何のために県がやるのか?」目的と使命を明確にし、ぶれない軸を掲げることが必要だ。
明日の視察に向けて、金沢へバス移動。
