福岡県議会議員 おにき誠 公式ウェブサイト

政治塾・第8講「検証・道州制」

第8講の今回は「検証・道州制~本当にバラ色の未来なのか?」をテーマに講義。 18時より、黒門公民館にて開催。約2時間半にわたる講義・質疑応答の後、場所を居酒屋に移しフリーディスカッション。参加者は23名。

おにきまこと政治塾・第8講の様子1おにきまこと政治塾・第8講の様子2

講義ノート

明治の廃藩置県に始まった日本の中央集権体制も、官僚機構の腐敗や非合理により制度疲労をおこしている。そうした現状への不満もあり、最近では地方分権、そして道州制の議論がにわかに盛んになってきている。

しかし「変われば良くなる」という単純化された論理を鵜呑みにすることは大変危険である。道州制のメリットとデメリットを慎重に検討しなければならない。
現在までの議論における道州制のメリットは、それぞれの立場の人が自分の立場でのメリットを語る「我田引水」のものが多い。一方、道州制のデメリットについてはあまり考えられていない。

私は、道州制により地方の独立性が高くなれば、地方間競争・地方間対立が生まれると考える。自力ではやっていけない地方が生まれ、そこが日本から独立するという最悪の事態もありうるということを指摘(実際現在でも、対馬市においてそうした議論が波紋をよんだ)した。国民に「国」を尊ぶ意識がない中での道州制移行は、国がバラバラになる危険性をはらんでいることを伝えた。

次回、第9講は7月27日(日)18時から開催予定。場所は決まり次第HPにて告知。テーマは「ブラジル訪問記~議員視察とはどのようなものか」。6月に行われた「ブラジル日本移民百周年記念訪問」を、映像を使って解説する。

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