福岡県議会議員 おにき誠 公式ウェブサイト

ブラジル訪問記「サヨナラ!ブラジル」

いよいよブラジル最終日。
最後の訪問地は、日伯友好病院(HOSPITAL NIPO BRASILEIRO)。日本人が作った総合病院が(和食が出される唯一の病院であることもさることながら)その最先端の医療で日系人や現地ブラジルの方々にとって大切な存在となっている。

正面には創立者の像が。「博愛の人 神内良一氏の像」と書いてある。中に入ると「建設特別協力者芳名」というプレートがあり、寄付者の名前が。日系人の会や日本企業や芸能人の名前が掲げられている。患者や勤務員は日系人もいればブラジル人もいて自然に共存している雰囲気。部屋入り口には、例えば「ENDOSCOPIA 内視鏡検査」などと日本語が併記されている。

院長室にて応対してくれた院長・事務長・外科医の先生は皆日系人だったが、事務長さんは日本語が不得手な様子だった。院内の案内をしてくれた外科医の先生は日系二世でサンパウロ大学出身、日本語も上手だった。外科医であり学生時代ラグビーをしていたという共通点から吉原太郎県議と意気投合された。吉原県議は鼻から入れる日本の最新の内視鏡を送ってあげると約束されていた。二人が固く握手を交わして訪問は終了。

昼食は郷土料理・フェイジョアーダ。かつて農園で奴隷が働かされていた時代に、主人の捨てた豚の内臓や耳を黒豆と煮込んで作られたもの。こうした歴史と文化を感じさせる食べ物はぜひ食べておかなければならない。ブラジルの味は総じて濃い。特に塩気が強い。暑い気候で汗をかくため、体が塩分を欲するのだろう。

いよいよニューヨークへ。飛行場に着くと、県人会の皆さんがサプライズのお見送りに。写真中央が私でその両隣が日系一世のご夫婦。ご主人は戦後単身でブラジルに乗り込み農業を始めた。奥さんは「私は移民花嫁なの」とおっしゃっていた。初めて聞いた言葉だったが、農業移民の青年達の結婚相手としてブラジルに渡った方々をそう言うらしい。ご主人がジャンバーを着ているのはブラジルが冬だから。日本から来た私達は初夏の装いだが、ブラジルの方々には寒く感じられたのだろう。

ブラジル県人会の皆さんの温かい笑顔に見送られて、ニューヨーク行き9時間のフライトが始まった。今日は機内泊。NY着は現地の朝になる。

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