福岡県議会議員 おにき誠 公式ウェブサイト

なぜそんなに怒っているのか?

先日の日記の続き。文章を盗用されたことに憤慨しまくっていた私だが、なぜそんなに腹が立つのか?自分なりに理由を考えてみた。

ひとつは先日も触れたが、私が公にした言葉の全ては「すさまじい労力をもって魂を刻んだもの」であるから、それを軽々しく自身の言葉であるかのように使われることへの怒り。(ちなみにこの日記を書くのも2時間かかっている。議会中など、忙しくて充実しているときほど更新ができないというジレンマがある)

そしてもうひとつは幼少時の原体験から。この事件のことを考えているうちに、今まで思い出すことさえなかった子どもの頃の出来事を思い出した。

小学3年生くらいの頃だったと思う、私は愛読していたマンガ雑誌の読者コーナーにクイズや笑い話などを投稿していた。雑誌に掲載されることが目的だったのか景品が欲しかったのか、今となっては覚えていないが、それらを達成する近道は「他人の完成作を盗むこと」だとひらめいた。

果たして私の「盗用作品」は雑誌に掲載された。目的を達成した私は誇らしく家族に自慢した。「お父さん!僕の作品が雑誌に載ったよ!」と。喜色満面に自慢する私の口から「他人の作品を盗んで投稿したこと」が語られたそのとき、それまで喜んで私の話を聞いていた父の顔色が変わった。「誠!そこに座れ!正座しろ!」血相を変えた父からこってり絞られた。

目的を達成するために何でもやっていいわけではないということ、自分で苦労せずに成果を手に入れようとすることは間違っているということ、他人の努力をそのまま自分のものにしようとすることは卑怯だということ…。せっかく手に入れた景品は取り上げられ、私は泣きじゃくった。怒られながらも、最初は自分がしたことの何が悪かったのかさえもよくわからなかった。

でも今思えば、私はずいぶん多くのことをそこで学んだのではないだろうか。これが教育、これがしつけ、こうして私の思想・人格は形成されたのだなぁとしみじみ思う。そして今、私が叱られたのと同じレベルで私が政治家を叱らなければならない事実に失望している。

T君、
削除の前に、私に一言くらい謝ったらどうだ。
反省したのならその他の盗用部分も削除するように。
当選しさえすれば誰でも政治家になれるが、当選すること、政治家であることが目的であってはいけないよ。
小手先のテクニックでなく、どうか本物の政治家を目指してほしい。
わかるか?本物って?
俺は期待してたんだぞ、君に!
今回の件は本当にがっかりだ。

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