九州大学に留学中のウズベキスタンの地方議員・ダブロンさんが、夏休みの研究課題の取材のために鬼木事務所へやってきた。日本とウズベキスタン※(以下ウズベク)の地方政治制度の違いを説明することとなった。
ホワイトボードに図解するのはこれまでの学生インターン受け入れで慣れっこだが、ひとつ勝手が違うのが英語で説明しなければならないこと。「予算はbudget?承認はえーと、approvalかな?」ひっかかりながらこちらもいい勉強になった。
ウズベクの地方議員は日本の国会議員並みに権限を持っており、威厳もあり尊敬もされている印象だった。
その後ダブロンさんと唐人町商店街の中にあるトルコカーペット(正確にはキリムという織物)屋さんへ行った。店主のテュブレックさんはトルコ人。トルコとウズベクは人種的にも言語的にも近く、二人はトルコ語で会話していた。二人とも近い祖先がタタール人だという話で盛り上がっていた。
私も視察でトルコに行った経験からトルコには人一倍詳しく、トルコとウズベクの文化や政治経済情勢についても語り合った。アジアの騎馬民族が西の果てに行ったのがトルコ人、こうしてアジアの東の果て日本で出会うのも何かの縁だろう。ウズベキスタンにも行ってみたいものだ。ちゃんと勉強する議員にとっては、視察は本当に無駄でないと私は思う。
(※ウズベキスタン=中央アジアに位置するイスラム国/1991年旧ソ連から独立/首都:タシケント/主要産物:綿/サマルカンドはシルクロードの要衝の地として有名)





