私が懇意にしている旅行会社・ハルクジャパンの社員、畢波人さんが亡くなった。畢さんは中国人で、通称がビーボ。日本で育ち、将来はアメリカで起業したいという夢を持ち、初めて訪れたグァムでの事故死であった。
ご両親が遺体やお骨を運ぶにも国籍の壁は大きく、作業はことごとく難航した。盆前、突然のお別れ会となったが、弱冠20代の死を悼む人達がたくさん詰めかけた。
願い続けた夢を叶えようかというその時の、早すぎる死であった。それを「可愛そうだ。無念だったろう。」ととらえる人もいる。しかし私は敢えて前向きにとらえたい。
夢を叶えた幸せの絶頂で亡くなった。彼の本望だったのだと。ビーボは千の風になって、日本を、中国を、アメリカを、吹き渡っているのだと。





