いきなり難しいタイトルですみません。
私は会派の政策審議会副会長をしているため、議会ごとに国会に提出する意見書の取りまとめをしています。今議会で私の会派が提出した意見書が「日豪EPA交渉に関する意見書」です。
簡単に説明すると、日豪EPAというのは日本とオーストラリア間の貿易協定です。日本は自動車などをオーストラリアに輸出し、オーストラリアは農産物を日本へ輸出しています。「日本は貿易で儲かり過ぎだから、農産物にかけている関税を撤廃しろ!」というのがオーストラリアの言い分です。
日本の中でも「日本は機械類の輸出で食ってるんだから、農産物が多少犠牲になるのはしょうがなくね?」といった考えもあります。これに対し福岡県農政連の見解は「関税撤廃断固阻止!」です。オーストラリアとの2国間協議での妥協はその他の農業国へも波及する、ひいてはそれは日本農業の壊滅につながる!という理由によるものです。経済合理性だけで割り切るのではなく、国土の保全や食料自給の確保など農業の持つ多面的役割を、私達はもっと深く知らなければなりません。
私はこの意見書を意見書調整会議に持ち込み、会派間の協議を繰り返しました。そしてなんとかこの意見書は福岡県議会全会派の共同提案で国会に提出されることとなりました。
日本農業が生き残るうえでのギリギリの交渉が続いています。この意見書が少しでもその背中を押す力になればと思います。





