先日の知事保留質疑ではつい感情的になり、通告外の問題について質問するというルール違反を犯す寸前までいってしまった。どんなに正しいことを主張しても、自分がルールを破っては負い目が生じてしまうものだ。敵が卑劣であろうと、ルールが適切に運用されない状況でも、自分はルールを破ってはならない。子どもの頃野球をして遊んでいた時のこと、敵チームはルールを変えたり卑怯な判定を繰り返した。腹を立てた私は泣きながら家に帰り、父に敵の卑怯さを訴えた。同情してくれるかと思っていた私に父は言った。「どんなに相手が卑怯でも、ルールの中で堂々と勝たなければならない。どんな卑怯があっても、それに勝てるだけの実力があれば負けないのだ。負けるのは自分が弱いからだ。」子どもにとってはシビア過ぎる言葉だったが、今その言葉の意味が痛いほどわかる。WBCでの疑惑の判定の時にもこの父の言葉を思い出した。真に正義や勝利を求めるならば、真に強くなければならないのだ。





