ここ数日、オリンピック招致に関する県議会でのやり取りの様子をお伝えしているが、肝心の私のスタンスをここであらためて述べたいと思う。現在の招致の進め方は多分に問題を抱えている。第一にリスク管理がなされていないし、語られてさえいない点である。果たして招致合戦に勝てるのか?確率は極めて低い!五輪を持って来ることがどれほどシビアなことか、それはパリvsロンドンという一流都市間の誘致合戦の激しさを見ても一目瞭然である。平和の祭典と言う聞こえの良い言葉でごまかされているが、昨今のオリンピックは商業利権の祭りであることは否定できない。IOCにも多額の工作資金が流れている。誘致活動だけでいくらかかると見ているのか?2020年まで挑戦するというのなら、それまでにいくらかかるのか試算を提出すべきである。第二に、民意が全く考慮されていない点である。たとえ失敗してもいいから、何十億円(いや、もっと?)の税金を投入してでもオリンピック誘致をやりたいと市民は思っているのか?リスクを理解したうえで、それを背負う覚悟はあるのか?リスクを理解している市民の大半が招致には反対である、と私は実感している。また、なぜ市はアンケートを取らないのか?「市民の理解はあると思う」などというコメントは、何を根拠におっしゃっているのだろう。現段階では全く賛同できないというのが率直な私の見解だ。





