ライブドア社の家宅捜索が株価の下落を生み、その現象はライブドアショックと呼ばれている。社長である堀江貴文氏は私と同い年でもあり、久留米附設高校へ進学した私の友人達は普通に同級生だったりする。堀江氏の逮捕はやはり衝撃的出来事であった。彼のやってきたことは常に法律ギリギリ、あるいは違法であったかもしれない。しかしこれほど短期間での逮捕劇を見ていると「裏で大きな力が働いたのでは?」と勘ぐってしまうのは私だけであろうか?彼は既得権益という名の理不尽と闘い続けてきた。プロ野球への参入、テレビ局の買収、日本の閉鎖的な資本主義への挑戦であった。金が全てという彼のやり方が正しいとは思わない。ただ、閉鎖的・排他的な既得権益層に風穴を開けたいという心意気には共感するのである。あの田中角栄をして「第4の権力」と言わしめたマスメディアへの挑戦、そして警察官僚出身の亀井静香氏への挑戦は、株価の下落、腹心の自殺、と悲惨な結末となった。改革とは口で言うほど生やさしいものではない、とつくづく考えさせられた。彼は先を急ぎすぎたのだ。





