私の所属会派「緑友会・新風」の議員7名で、宮崎県綾町に視察に行きました。わざわざ宮崎まで何をしに行ったのかというと、自然生態系農業の取り組みを見るためです。綾町は自然生態系を活かした有機農業の振興により、町おこしに成功しました。日本初の「自然生態系農業の推進に関する条例」を制定したことでも知られています。視察の中で特に感銘を受けたのは、現在に至る道筋を作ったリーダーの決断でした。昭和40年代、経済成長まっただ中の日本ではパルプの原料が不足しました。政府は全国の照葉樹林を伐採する政策を進めました。時のリーダー郷田実前町長は「町の宝である森林を滅ぼしてはならない!」と反対運動を開始、その結果伐採は中止され、逆に国定公園の指定を受けました。その後、自然という資源を活かして町が推進したのが有機農業です。理念と信念に基づいたリーダーシップが町の未来を創るのだと痛感しました。





